2019.05.25 スタッフブログ 山菜には効能ってあるの?
いろいろな山菜が収穫できる時期がやってきました。タラの芽、蕨、こごみ、山ウド、コシアブラなど数え上げたらきりがありませんが、日本で食べられている山菜の数は約80~100種類もあるそうです。
秋のキノコ同様に週末になると浅間山麓のホームグランドに出かけていく今日この頃です。連休中の冷え込みの影響で若干駄目になってしまったものもありましたがまずまずの収穫です。
山菜の特徴と言えばあのほろ苦さでしょうか。アクが強いので蕨などはアク抜きをしないと食べられませんが、あの独特の苦みは植物性アルカロイドによるものです。これにはデドックス作用があり、冬の間に体にため込んだ余分な脂肪や老廃物を外に出してくれるという効能が期待できるそうで、食す時期としてもちょうど良いということになりますね。
具体的にまず蕨ですが、主な栄養素としては食物繊維、葉酸、カリウムをはじめとしたミネラルが含まれているようです。ただ、アク抜きをすることでそのほとんどがいっしょに流れ出てしまうそうですが・・・。
また、タラの芽はタンパク質やミネラル、ビタミンE、食物繊維などが豊富に含まれ、苦み成分には糖の吸収とインスリンの上昇を抑える効果があってダイエットにも効果的だそうです。
山ウドは、カリウムが豊富で毒素を排出する効果やむくみ解消にも効果があるようです。また、こごみにはアンチエイジング効果のあるβカロテンやカルシウムを骨に定着させるビタミンKなどが含まれているそうです。当然、食物繊維も豊富なので腸内環境改善に効果があります。
このように山菜は栄養や効能が期待できるものが多いといえますが、その反面キノコ同様に毒を持つものもあるので注意が必要です。怪しいと思ったら採らない、食べないことが一番です。
それと山に入る場合は、念のため熊対策の鈴やラジオなども忘れずに持って行ってくださいね。