2019.05.18 スタッフブログ 「6月病」をご存知ですか?
新入社員や学生を中心に、大型連休明けに倦怠感や疲労感などの症状が出る「5月病」は有名ですが、サラリーマンにとって要注意なのが「6月病」だといいます。
「5月病」はなんとなく知っていましたが、「6月病」は初耳だったので調べてみました。
そもそも「5月病」も「6月病」も正式な病名ではなく、医学的には「自律神経失調症と適応障害にまたがって分類される病態のこと」だそうです。
なぜ、6月に心身の不調を訴える人が増えているのでしょうか。
主な要因としては、
・4月の忙しさと大型連休による概日リズムの崩れ
・新人研修期間を長く取る企業が増えている
・仕事のIT化・専門化などにより、ベテラン社員も4月からの様々な変化に慣れるのに時間がかかる
・6月は祝日もなく、梅雨のジメジメした気候により憂鬱になる
などが考えられます。
また、人事異動や転勤など環境の変化があり、何とか頑張ってきたがこの頃に心が折れてしまうという方もいるようです。
6月病になりやすい人の性格・性質は、
・環境の変化に弱い
・他人の目が気になってしまう
・几帳面で真面目な性格
・完璧主義者 ・・・だそうです。
<対処法>
やる気が出ないなど6月病の自覚があったら、絶対に自分を責めず、少しペースを落として、休む時はしっかり休みましょう。
ただし、自分のペースでゆっくりするのと、だらだらするのとは別。起床や就寝、3食の食事時間は規則正しく守りましょう。起床や就寝、食事の時間が乱れると体内時計が乱れ、自律神経のバランスが崩れてさらに心身の不調を招くとのこと。
夜、寝つきが悪い人も、早起きを繰り返しているうちに、自然に早寝ができるようになるので、早起きして体を一日の仕事で疲れさせ、自然に眠くなるように仕向けてみましょう。
「早寝→早起き」ではなく「早起き→早寝」を体に覚えさせていくのです。
それでも苦しんでいる人、悩んでいる人は早めに、心療内科や総合診療科などへ相談をしましょう。
環境の変化やストレスに負けないよう、気分転換をしながら梅雨を乗り越えたいですね。