2025.05.13 スタッフブログ 野菜「丸ごと」使い切りのススメ
ここ数年、物価高騰により様々なものの値段が上がり家計を圧迫しています。すぐに取り組める節約方法として、野菜の皮、茎、芯などを料理に使ってみてはいかがでしょうか。既に実践されている方も多いと思いますが、レシピ通り皮をむいて捨てている…という方もいらっしゃるかもしれません。普段捨てている食材を活用すれば、生ごみを減らすことができるばかりか、摂れる栄養が増えてメリットだらけです。我が家では調理する時、基本的に野菜の皮はむきません。むいた場合は朝の汁物に入れることが多いです。前日の調理で出た皮などを刻んでタッパーに入れておけば、朝は鍋に入れていくだけなので時間の節約にもなります。
【具体的な活用方法】
◆根菜の皮(大根、人参など)・・・細切りにして、きんぴらや汁物に入れる
◆葉物野菜の外皮(キャベツ、白菜、レタス)・・・スーパーで捨てずにそのまま買う。汚れや傷んでいる部分を取り除き、千切りなど細かくして汁物に入れる
◆キャベツの芯・・・繊維を断つように輪切りにしてスープなどに入れる
◆ブロッコリーの芯・・・硬い皮をむき、さいの目切りにして汁物の具にしたり、みじん切りにしてチャーハンやオムライスの具にする
◆椎茸の軸、きのこの軸(えのきやしめじの株の根元で食べられる部分)・・・みじん切りにしてハンバーグや肉団子のたねに混ぜる
◆りんご、柿・・・皮をむかずに食べる。慣れれば意外と気になりません。りんごの皮をむいた時、我が家では細かく刻んで庭のエサ台に入れておくと鳥が食べに来ますので、ごみは種とヘタぐらいです。
私も以前はブロッコリーの芯は食べられるという認識がなく、捨てていました…。栄養面から母が積極的に料理に入れるようになり、現在は私も実践しています。最初のうちは、家族に「これなに?」と聞かれたりしましたが、子供には「なんだと思う?」とクイズにして楽しんでいました。興味を持ってもらう事で食育にもなります。皮や芯などが入っていることに慣れると、皮をいてむいない具材を入れても文句を言わずに食べてくれます。抵抗がある方は、最初は皮を厚めにむくと柔らかい部分もあって食べやすいと思います。慣れてきたら徐々に薄くむくなど、できるところから始めてみてはいかがでしょうか。皮や芯などを食べること自体に抵抗がある方は、「ベジブロス」という野菜のくずを使ってだしを取る方法もあるようです。私も今後やってみたいと思います。


