お知らせ

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2022.02.14 スタッフブログ ❅雪道の歩き方❅

 2月に入り積雪の多い日が例年より増えております。都心部の積雪により事故やケガに遭われたニュースも度々見かけますので今回は雪道や凍った路面の安全な歩き方についてお話ししたいと思います。

 

①小さな歩幅で歩く

歩幅が大きいと足を高く上げる必要があるため重心移動が大きくなり転倒しやすくなります。滑りやすい所では早く通り過ぎたくなる気持ちも解りますが小さい歩幅でゆっくり歩きましょう。

                                                                                                                     

②靴の裏全体をつけて歩く

重心を前におき、できるだけ足の裏全体を路面につけるように歩きましょう。

路面が圧雪状態や凍ったつるつるの路面では①の小さい歩幅で足の裏全体をつけて歩く「すり足」の様な歩き方が有効です。

 

③重心はできるだけ前に

重心を後ろにしてしまうと転んだ際に後ろ側に倒れる可能性が高くなります。座り込むような形で転倒し、しりもち程度でればよいですが激しく転んでしまった場合、尾骶骨骨折や後頭部を殴打してしまう可能性が増えてしまいます。

 

④両手はできるだけ使えるように

手持ち鞄や肩掛け鞄の場合持ち手側に重心が偏る形になります。中身が少なく軽めの鞄であれば影響もあまりありませんが、重い鞄であればなおさら偏ります。また重心乗っている状態で滑ってしまうと受け身を取りづらく怪我に繋がりやすくなります。そのためできるだけ両手を空けておき受け身が取れるような状態を作っておくことも大切かと思います。

 

⑤滑りやすいポイントを知っておく

積雪したての道は意外と滑りません。積雪する前に雨やみぞれが降っていた場合で雪の下がシャーベット状になっている場合は水を含んでいるためかなり滑りやすく注意が必要です。

歩道などで誰かが通った場所、バス停の乗降場所、地下鉄の出入り口付近、横断歩道、線路、車の通過により雪を押し固められた場所等々。かなりの確率で滑りやすい状態になっております。道路ではありませんが個人的に一番気を付けている箇所はコンビニ等のお店に入った際の二歩、三歩目です。以外に滑ることが多いように感じており注意しております。

 

最後になりますが

時間と心に余裕をもって怪しい場所をできるだけ避けるように心がけてみてください。

時間に余裕がない時は一般的には急いで行動してしまいます。①と②の逆の行動をとる場合が多く、怪我に繋がりやすい転倒をしてしまう可能性が増えてしまいます。できるだけ余裕をもって行動しましょう。時間に余裕を持てると心にも余裕が持てるようになり、周りを意識することができ転倒のリスクを減らせるかと思います。