2019.10.15 スタッフブログ 読書の秋
日毎に夜が長くなり、秋の深まりを感じる季節になりました。
秋といえば、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋など様々ですが、今回は秋の夜長を満喫できる読書の秋について調べてみました。
■秋の夜長に
「秋の夜長」と言うように、日の出の時間が少しずつ遅くなり、日没の時間も少しずつ早くなりだんだん夜の時間が長くなります。
過ごしやすい秋の夜は昔から読書の他にもお月見など、穏やかに過ごせる時間とされています。
そんな秋の夜長を有意義に過ごそうと、中国(唐)の詩人、韓愈(かんゆ)が書いた詩をベースに日本で「灯火(とうか)親しむべし」という言葉が広まりました。
「涼しく夜の長い秋は灯火の下での読書に適している」という意味です。
韓愈が当時18歳だった息子に読書の大切さを教えるために詠んだものだとされています。
学校や図書館、書店などでおなじみの読書週間も、実は「灯火親しむべし」が意味する考え方があるようですね。
その読書週間は現在、文化の日(11月3日)を中心にした2週間の10月27日~11月9日に行われています。
■気温について
猛暑、酷暑が落ち着き過ごしやすく感じる季節です。
一つの目安として人間が最も作業効率が上げやすい温度というのが18〜25 ℃と言われています。
人間の脳は温度によって能力が影響されやすく、勉強の環境としては、基本的に25度から上がる度に作業効率は徐々に落ちていくそうです。
気候的に涼しくなった秋の日は、読書をするのに適した気候といえますね。
普段本を読まれない方もこれを機会に、読書をしてみてはいかがでしょうか。