お知らせ

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2019.03.07 スタッフブログ 花粉症対策

花粉が飛び交う季節となりました。今年の花粉飛散量は、前年の数倍になると予想されています。年々、花粉症に悩む人が増加していると言われる昨今。何とかして花粉症の症状を和らげたいですよね?

 

実は、そんな方にお勧めしたい食べ物が「レンコン」なんです。

レンコンに含まれる「タンニン」「ムチン」「食物繊維」という3つの成分が花粉症に良いと言われています。

 

◆レンコンの成分:タンニン

タンニンとはポリフェノールの一種で、花粉症を引き起こすと言われている「igE」(免疫グロブリンE)と呼ばれる抗体を抑制する働きがあることから花粉症の症状を軽減させます。

さらに、タンニンは抗酸化作用に優れているので体の老化防止やがんの予防効果なども期待できます。

 

◆レンコンの成分:ムチン

ムチンには糖とたんぱく質が結合してできた多糖類の一種で、私たち体の粘膜を保護してくれる働きがあります。

そのため、花粉によって炎症が起こる鼻や喉・目の粘膜が保護され、花粉症対策になるようです。

ムチンによる粘膜の保護は花粉だけでなく、風邪やインフルエンザなどのウイルスの侵入を防ぐ働きもあります。

 

◆レンコンの成分:食物繊維

レンコンに含まれる食物繊維の大半が「不溶性食物繊維」と言われる水に溶けない性質をもち、腸に刺激を与え、排便をスムーズにして腸内環境を良くする働きがあります。

7割もの免疫機能をもつと言われている腸内環境が良くなることは、花粉症への免疫も向上し、その症状も軽減させることができます。

 

◆花粉症対策におすすめのレンコンの量は?

花粉症対策のためのレンコンは1日約40gの摂取が良いとされ言われています。

それは、レンコンを輪切りにして3枚ほどの量ですが、レンコンは薬ではないので即効性がなく、毎日継続して摂取することが大切です。

 

少なくとも2週間ほどは継続して摂取することを推奨されていますが、レンコンを毎日摂取するとなると正直難しい点もあります。しかも、花粉症対策に有効なタンニンはレンコンの皮に多く含まれ、特に皮の周りの2mm~3mmに集中して含まれているので、皮ごと食べることがより効果的と言われています。煮物や天ぷら・サラダなどに皮ごとのレンコンを用いて、毎日の献立にアレンジをして飽きないようにすることが重要だと言えます。

 

レンコンが花粉症にいい!というのはとっても意外でした。

花粉症対策でなくても身体にいいと言われているレンコンですので、積極的に摂取していきましょう。