2025.02.19 スタッフブログ 体感時間について
ついこのあいだ新年を迎えたかと思ったら、もう2月も半ばを過ぎてしまいました。毎年一年があっという間に過ぎてしまう感じがします。特に大人になってからは月日が流れるのを速く感じるようになりました。そう感じていたのは昔の人たちも同じだったようで、古くから様々な学説や研究がなされていたようです。
時間と脳の働きとの関連を調べている研究によると、脳の海馬には時間をカウントする「時間細胞」というものがあるそうです。その働きは外部からの情報量の多さによって左右され、情報量が少ない場合は、記憶に残らず時間はあっという間に過ぎた感覚になり易く、情報量が多く脳の働きが促されるような場合は、記憶に繋がり体感時間も長く感じられるそうです。その出来事が自分にとってインパクトがあるかどうかで体感時間の長さが決まるようですね。
大人になってそれなりの経験を積むと、ちょっとしたことでは新鮮な驚きや喜びを感じづらくなり、記憶にも残らなくて、加えて代わり映えのしない毎日を送っているから、あっという間に一年が過ぎた感じになってしまうんですね。
充実した一年にするためには、ワクワクするようなイベントを企画するとか、何か目標を立てるとか、日々の暮らしがマンネリ化しないようにすることが大事ですね。