2019.11.02 コラム 火災保険の契約内容は大丈夫ですか?
今回の台風19号は、東日本各地に甚大な被害を与えました。私が住んでいる上田市も、千曲川の決壊で一部の地域に大きな被害がありました。
特に上田市のシンボルである別所線の橋の一部崩落は衝撃的な光景でした。
このような自然災害で建物や家財に被害があった時に、火災保険が活用されるのですが、皆様が加入している「火災保険」の契約内容は大丈夫でしょうか?
私は事務所で損害保険の担当をしていますが、保険内容の説明時に保険料が高いなどの理由で補償内容を限定して加入されている方が時々いました。
そのような方がもし今回の災害で被害に遭われ、住んでいた自宅や家財などが補償されないことを知った時、おそらく契約時に加入しなかったことを後悔されたことと思います。
ちなみに火災保険は「火災」による補償の他、「落雷」、「風災・雪災」、「水災」、「盗難」、「地震」などの補償があります。
ここ数年毎年大きな自然災害が発生しています。この時の保険金支払の急増により、今後損保各社は火災保険料の値上げを予定しています。
保険料の負担は大きくなりますが、だからと言って何かあってからでは遅いので、この機会に再度保険内容を確認し、補償内容がよく分からなければ、代理店の担当者に確認することをお勧めします。