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退職が近くなり思うこと

定年退職とはほとんどの方が一生に1回の事と思います。人により個人差はありますが、体力、記憶力、視力等が適度に衰え昔のような夜遅くまで仕事をするような頑張りが利かなくなっているような気がします。その中でも特に視力の低下が大きく、夕方近くになると読解力の低下が自分でもわかるほどです。入社した当時は定年が55歳でその後、60歳となり、現在の65歳となりましたが、入社当時は法人税申告書、年末調整等にしても税務署の用紙を使用し全て手計算で行っていました。12月から翌年5月までは、会計事務所の多忙期で、夜遅くまで仕事をしていたことを思い出します。PCの普及により、今のように入社後数ヶ月で簡単な申告書ができるようになったことが嘘のようです。経営助言等お手伝いをさせて頂きました、経営者の方々も同様に高齢になられ、次世代への事業承継が必要な企業様が多くみられます。バブル前のように仕事はいくらでもあったときと異なり、経済が複雑になり、これからの経営者は将来へ向けた事業展開の方向性が判りづらい感があります。会計事務所の業務にしましても、2年ほど前の日経新聞の記事によれば、AIにより仕事がなくなる業種の筆頭にあげられています。個人の確定申告書も既に税務署のHPより誰でも作成が可能になっています。法人税申告等にしても、近い将来、簡単なものであれば誰でも作成できてしまうのではないでしょうか。中小零細企業の高齢経営者の言葉の中で「頂ける仕事は断らない」との話がありました。忙しければ夜遅くまで仕事を行って来たことが今につながっているとのことでした。今まで特別であったものが、平準化されていく中で、中小零細企業は再度自社を見つめ直す必要があるのではないかと思います。

手作業→PC→AIと作業の効率化は大きく変わりましたが、それを動かす人の価値観は今も昔も一番大切であることは変わりないと思います。